月9らしくなってきましたね…
ラストのバッタリ、キスシーンの目撃なんて、あまりに古典的というか…(照)
まぁ…ドラマとしての構図ははっきりしてきてシンプルにはなってきましたけどね。
フジテレビ 月曜21時
「リッチマン、プアウーマン」第4話
主演…小栗旬
脚本…安達奈緒子
演出…田中亮
今回は改めてって感じで日向(小栗旬)と朝比奈(井浦新)が起業するに至る経緯を回想シーンで丁寧に見せ…
これまではうまくやってきたけど…というのを強調した上で…
今回の新規事業を、朝比奈は大手メーカーと組んで進めようとしたのに…
日向はそんなこと望んでなくて…ここに来て考え方の違いが露呈し…
日向は初めて朝比奈に「失望した」という言葉を投げ掛けるのでした。
俺がここまでアシストしてきたから今があるのに…
妹の耀子(相武紗季)にも、所詮は日向のナンバー2じゃない…と侮られ、
朝比奈の中で日向への忠誠心が音を立てて崩れていきます。
ラストにボソッと言った「汚い壁だ…」の一言。
これまで会社発展のため尽力してくれた仲間たちの寄せ書きの壁を、そう冷ややかに言う時に…
お~ついに牙をむいたぞという感じでした。
井浦新の本領発揮!こうでなければ面白くありません。
ただ、部下たちにダメ出しした割に、日向が考えたものも大したことことない感じが見てて残念でした。
描き方は難しいと思いますが日向がいかに仕事ぶりが優れているかのリアリティーに欠けるのが、このドラマの最大の難点です。
明智光秀に対する織田信長のように、暴君だがその天才的な思考や行動力には従わざるをえない感じが、もっと出ると朝比奈の鬱積した暗い情念がより強く浮かび上がるのですが…。
一方、偽名を使った千尋(石原さとみ)は、割とあっさり日向からお許しが出たものの…
耀子がいきなりのキス攻撃と参戦してきて、にわかの三角関係とあいなりました。
相武紗季がどんな手段で石原さとみを追い落とそうとするか…
そこに注目です。
今回の評価は…