高校生役がいける三浦春馬「東野圭吾ミステリーズ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は何が感心したかって月9では教師役を経験済みの三浦春馬がまだまだ高校生役がいけるな…ってこと。
(…って言ってもまだ22歳ですからね、教師役に無理があったんで…)





あとの2人が若干、スレちゃってる感があるのに、爽やかさは半端なくて…





今回のシリーズでは異色の作品でしたが、ほろ苦い青春ものとしては「GTO」や「ビギナーズ!」「黒の女教師」などと一線を画すものになっていました。





フジテレビ 木曜22時
「東野圭吾ミステリーズ」第8話
「小さな故意の物語」



主演…三浦春馬
脚本…川崎いづみ
演出…並木道子





良(三浦春馬)と達也(大野拓朗)、洋子(波瑠)の3人は大の仲良し。達也と洋子は恋人同士の関係にある。




しかし、実は心ひそかに良も洋子のことが好きで…





土手で寝そべっている時、良は洋子の手にそっと触れ…





この小さな故意の行動が3人の運命を狂わせてしまうわけで…





洋子は良の気持ちを知り、達也から離れて大学は東京へ行こうとするのに…





達也は洋子について自分も東京へ行くと言い張ります。





それでもめた末、OKしてくれなかったらここから飛び降りると脅した達也に、向かいの校舎から鏡で光を当てていたのが目に入り、達也は転落してしまったのです。





鏡の光を当てた後輩は達也にふられた女の子で、故意に狙っていたわけではないのに、その子のせいみたいになってしまい…





洋子からすべてを明かされた良は、自分のせいで親友は死んだのか…とショックを受けるのです。





最後の最後で3人の寝そべりシーンが繰り返され…

実はその時、居眠りしながら手をつないでいる良と洋子を達也が見ていたことが明かされます。





2人のひそかな気持ちを知ったために達也が意地になったとわかる苦いラスト…




しゃれた終わり方でした。




茨城の美しい田園風景が、ファンタジーのようで、清らかさが哀しみを深めていました。





今回の評価は…7