前回、エンディングに回されてしまった…私めの好きなみんなで歌うオープニングタイトルバックがまた元の位置に戻りました。
視聴率に特に変わりはないと分かったんですかね。やはりオープニングでないと…と今回見て改めて思いました。
フジテレビ 火曜21時
「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」第5話
主演…生田斗真
脚本…橋部敦子
演出…石川淳一
このドラマが優れているのは、主要人物である男女7人の抱える心の傷みが丁寧にしっかりと描かれていて…
別の誰かによって、その傷みがいやされたり、前向きになれたりしていく点にあります。
それぞれの苦悩に共感が持てますし、
応援したくなりますし、人間は一人じゃないんだよ…という作り手のメッセージも感じることができます。
今回でいうと…
丈太郎(生田斗真)とかほり(真木よう子)の場合…
丈太郎は自分だけが知らないこと(ビールが足りなくなったら近所で借りて後で返せばいい…とか)がまだ
あることで、自分が余所者なのを実感…
3年たてば契約が切れるけど、その時はこの町に残るのか、何か自分にやっていけることはないのか?
介護ヘルパーのようなことをやっていく資格を取ろうと思い立ったようです。
そんな丈太郎の前向きさに触発されて、かほりも東京に戻ってまた研究できる日を待つのではなく、この場所で医療に励んでいこうと思うことにします。
丈太郎とかほりの間でかわされるのは
東京からはじき出された者同士のいたわりあいでもあるのです。
軽薄そうでいて実はしっかり考えている丈太郎と、強気でいるように見えて実はもろさのあるかほりを、生田斗真と真木よう子が繊細に演じていて二人のやりとりは引き込まれます。
一方、弘樹(柄本佑)と彩花(香椎由宇)
の場合…
弘樹は仕事を失い酒びたりの父親のいる実家を出て、居候のように彩花の部屋に転がり込んでいるようで…
彩花によって傷みを癒やしてもらっているようですが…その彩花も高知市で何かあったからこの町に来たようなので…
二人の間に深い恋愛感情はないようなのです。
そんな二人が同棲しているのを知ってしまう丈太郎。
弘樹は今でもかほりが好きなようなので、ややこしくなっていきそうです。
今回の評価は…
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