なるほどそうつながってくるとは思いませんでした。
とにかくこのドラマは先の予測がつかず迷路の中に放り込まれたような気になります。ひとクセもふたクセもあるドラマです。
日本テレビ 土曜21時
「悪夢ちゃん」第8話
主演…北川景子
脚本…大森寿美男
演出…佐久間紀佳
今回一番驚いたのは、このところ度々出てきた彩未先生(北川景子)のいまわしき記憶にでてきた親友の女の子は古藤教授(小日向文世)の娘で、つまりは悪夢ちゃんの母親、彩未少女が突き落としたと思っているその子の母親は教授の妻だったということ。
(ややこしい…わかっていただけました?)
つまり教授は少女時代の彩未を知っていて、心を閉ざしている彩未は研究対象だった。その頃から彩未は予知夢を見る「悪夢ちゃん」で、突き落としたのはその悪夢。実際は教授の妻は線路に落ちた少女を救おうとして自分はホームに上がれず死んだのでした。
しかし、彩未は悪夢を信じ、自分を人殺しと罵った教授の娘を真に受けて、
ツラい記憶を封印し、愛想笑いをして生きてきたのです。
罪深きは古藤教授で、その罪滅ぼしと同じように予知夢をみる孫の結衣子(木村真那月)の理解者になってもらおうと彩未に近づいたのでした。
だったらもっと早く正しい過去を彩未に教えてあげればいいのに…
今回はこのところ抑え気味だった彩未のキレ演技も見られ、満足でしたが…
悪夢ちゃんの存在感は、バラエティーで活躍中の春名風花の大人びてさめた演技に食われ、薄かったのが残念でした。
いろいろぎっしり詰まった回でしたね、とにかく。
今回の評価は…
日本テレビ
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