（木村拓哉)。
予想どおりにトントン拍子で業績を上げていくのですが…
フジテレビ 月曜21時
「PRICELESS～あるわけねぇだろ、んなもん～」第7話
主演…木村拓哉
脚本…古家和尚
演出…鈴木雅之
関東地区では昨日から昼間に「HERO」
の再放送が始まりましたが…
「HERO」の時も演出を務めた鈴木雅之は木村拓哉独特のしなやかな強さを表現するのが上手く、映像的にも音楽的にもハッタリをかませて盛り上げるのに長けた演出家です。
今回のドラマの成功もその手腕が果たした役割は大きかったように思います。
さて話の方は経済紙の人気記事を担当している記者(香川照之)が金田一らが作った究極の魔法瓶を記事で紹介し、
たちまち注文が殺到します。
そこで金田一はミラクル魔法瓶の魔法瓶を作ってくれていた業者らを集め、
注文に応えられるような体制を作ります。
二階堂(香里奈)は経理での経験を生かし、効率的な分業システムを作り上げます。
しかし、平泉成演じる業者は機械が古く足を引っ張ってしまいます。
二階堂はその業者は切るべきと主張しますが、理想主義の金田一はそれを拒み…
無力感と、恋人のいる金田一への恋心がこれ以上高まってはいけないという思いから、二階堂は金田一らから去っていきます。
香里奈には今回のようなウジウジキャラでなく、強気キャラを演じてほしい私めとしては、ちょっと不満な展開ではありましたが…
木村拓哉は「華麗なる一族」を思い起こさせる男気を見せ、社長としての器をうまく見せました。
酒を飲みながら業者たちの愚痴や要望、提案を聞いてあげてる模合(
中井貴一)の陰のアシストぶりも中井がさりげなく演じていてさすがの存在感です。
今回も次回も15分枠を拡大してますが、他の番組がCMタイミングになりやすい22時またぎに視聴率を取り込みたいという狙いなら、やめて欲しいですね。
作品の出来が緩くなってしまいます。
今回の評価は…
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