このドラマらしい終わり方…「ゴーイングマイホーム」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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放送前から8話分くらい脚本を書いてしまっていたらしく、今さら視聴率が悪いから軌道修正ってわけにもいかず…




最終回まで是枝裕和はゴーイングマイウェイを貫きましたね。
あくまで淡々と幕を閉じました。




フジテレビ 火曜22時
「ゴーイングマイホーム」最終回


主演…阿部寛
脚本、演出…是枝裕和



栄輔(夏八木勲)は前回の良多(阿部寛)
が作ったCMを見て、くだらない…と笑ったあと亡くなったんですね。




今回はその葬式の準備から…
悲しむどころかもうこの家は売ってマンションに住む…なんて口にする妻敏子(吉行和子)がやけにリアルでした。



遺影や霊柩車を決めるやりとりも、こういう時ってこういう感じだよな…と思わずニヤリとさせられ…




そういったリアル描写の積み重ねによって、亡骸のヒゲについ触れて、幼い頃触れたヒゲを思い出し、もっと生きている間に話しておけば良かったと涙する良多の悲しみがストレートに伝わりました。





家族の誰かが亡くなる時って何でもないところで、ふと悲しみが込み上げてくるものですよね。




このドラマはクーナとかに拘わらずに、栄輔、良多父子と治(西田敏行)、
菜穂(宮崎あおい)父娘の葛藤と和解に絞って描けば良かったのに…と思います。




是枝さんはもう二度と連続ドラマはやらないでしょうね。





今回の評価は…7




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