初回から泣けた、泣けた…「とんび」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私め年を重ねてきて涙もろくなってきたのかな…と最近つくづく思うのですが…




それにしても、初回からこんなに泣かされるとは…



TBS 日曜21時
「とんび」第1話


主演…内野聖陽
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗




せっかく常盤貴子を妻役に持ってきたんだから、もっと幸せな時をしっかり描くのかと思っていたら…




2時間スペシャルだけに話はぐいぐいと進んで、妻が死ぬまで行ってしまいました。



常盤貴子は今後回想シーンにしか出ないのが惜しいほど、恋人から妻、母と成長していくさまを情感豊かに演じました。




主演のヤス役の内野聖陽は、どうしてもNHK版の堤真一の印象が強く残っていて、初めの内はダブって見えましたが…




内野らしい徹底した役作りが功を奏して、愛すべきヤスという男になりきっていました。




特に胸を打たれたのは、妻の葬式のあと乱雑に荷物を積んだ男が謝りに来て、雨のせいだ…だから飲もうと、悲しみを押し殺すシーン。




背中を向けたまま何が悪かったかを、順にたどっていくセリフは痛切で胸をしめつけられ涙がこぼれました。




伸びた足の爪を見ながら、切ってくれた妻を思うシーンも、グッとくるものがありました…




そして、最大の泣きポイントは…
夜フラっとヤスが出て行ってしまったため、家で1人きりと起きてわかったアキラが泣きながらヤスを探し回り…




帰ったら飛び出してきて、出てきちゃダメだと叱ったら、足音でおとしゃんと分かったから…と言われるシーン。





同じことを妻に言われたのを思い出し、息子の中に妻はいると悟るわけで…ここはもう泣きましたよ…




とにかくアキラ役の二階堂陽向くんという子役さんが反則なほど可愛くて、もうすっかりやられました。




風呂で住職(柄本明)におかしゃんはどこ?と聞くシーンも実にいじらしかった。




しかし、次々にスゴい子役が出てきますね。




過去のパートに比べて、無理にリンクさせている感のある現在のパートは、
物足りなさは仕方ないところで…




毎回どううまくリンクさせるか、脚本の腕の見せどころですね。




とにかく、私め毎回泣いてしまいそうです…(T_T)




今回の評価は…8





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