男女4人の演技バトル…「最高の離婚」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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見応えありましたね。
後半はほぼ4人の会話だけ…という回でしたが、




それぞれに見せ場が用意されていて…優劣つけようのない高度な演技バトルを見せてくれました。




フジテレビ 木曜22時
「最高の離婚」第9話


主演…瑛太
脚本…坂元裕二
演出…宮脇亮




前回のラストは…
灯里(真木よう子)と光生(瑛太)は久々にベッドイン?
結夏(尾野真千子)と諒(綾野剛)は
なんでキス?

…という気になる終わり方だったわけですが…




灯里と光生はそうはならず、もっとちゃんとデートみたいなことをしてから…っていう光生の提案で、休日に競馬を見に行きます。




一方、結夏は諒と3軒もはしごをし、泥酔した末に元々キス魔だったのでついしてしまったらしく、本人に記憶はない…




それぞれが抱えたちょっとした秘密は、光生と諒、灯里と結夏との会話の中であっけなくもバレていき…




最終的には諒の提案で4人が一堂に集まっての修羅場に…




まるでコントのような光生と諒のチグハグのやりとりは、チグハグさが何とも面白く、ギロっと怖い目になった諒におびえて外に逃げ出す光生が笑えました。
ホント殺意の目つきでしたからね。




4人揃っても話の腰を折るように諒の携帯がラインでポヨンポヨンと間抜けな音を出して、なかなか切り出せず気まずい空気のまま…




口火を切ったのは恋人ムードの光生と結夏に耐えきれず、私なんかどうせ…と泣きながら爆発した結夏。




続いて、そんな結夏にだったら離婚しなきゃ良かったのに…と容赦ない言葉を浴びせかける灯里。




更には結夏をフォローし、2組で仲良くキャンプに行くようになれたら良かったのにごめんなさいと、殊勝に謝りだす光生。




そして、最後は諒がこのドラマのタイトルにつながるようなこんなセリフを口にします。



「最悪なのは離婚じゃなくて、仮面夫婦ですよね。相手に愛情もないのに、期待もしてないのに、一緒にいるのが一番不幸ですよね。…
離婚バンザイですよ。離婚最高ですよ」




離れてみないと分からない…っていう皮肉。
好き放題やってた方は未練タラタラで、ガマンしてた方は新しい恋に向かってる…



難しいもんですね。





しかし、灯里のお腹には諒の子供がいるようで…
ありゃ~こんな時に…




ホント、見事な脚本と、それに十分応えたキャストの演技で見応えたっぷりの回でした。



余談ですが、私めもよく口内炎ができるので、苦しんでる光生の気持ちがよ~く分かりました(笑)




今回の評価は…8



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