これは大人の鑑賞に耐えうる恋愛ドラマではないです。残念ながら…
フジテレビ 木曜22時
「ラスト・シンデレラ」第1話
主演…篠原涼子
脚本…中谷まゆみ
演出…田中亮
何が悪いって脚本がとにかくひどい。
恋愛から遠ざかってる大人の女性のリアルが描けていない。
類型的だし、言うこともやることも浅い…
かつての優れた日本の恋愛ドラマを見て、その後洒落たアメリカの恋愛ドラマや韓流の純愛ドラマにハマったりした大人の女性視聴者は目が肥えてますから…
なんなの、これ？
ってことになりますよ。この程度では。
いちいちあげればキリがないのですが、いきなりヒゲが生えてるのを発見するシーンでしたが、
仮にもやり手の美容師が、あそこまで伸びるまで気がつかないなんてあり得ないでしょう。いきなりゲンナリですよ。
男を見つけて恋をすると決める経緯もなんだか短絡的というか、思慮が浅い
し…
一番ひどかったのは合コンに行こうとして、良い服がなくてリクルートスーツを着て出かけたら、雨と車がはねた水でびしょ濡れになり…
助けてあげたおばあさんがお礼に持ってきたダサいスーツを着て行くというくだり。
あんな私服しかない美容師さんなんていないでしょうに…
いつの時代だよ…ってなもんで。
どんどん萎えていく私め…
寒い…寒すぎる…
期待していた桜（篠原涼子）と凛太郎
（藤木直人）の口ゲンカも、「最後から…」の小泉今日子と中井貴一には遠く及ばず…
桜と友人たち（飯島直子、大塚寧々）の会話も同様です。会話が洒落てないんで、とりとめのないものでしかない…
せっかく前クールに「いつか陽のあたる場所で」で良い演技を見せた飯島直子がただのエロ熟女みたいな扱いなのが気の毒でなりませんでした。
菜々緒に仕向けられ篠原涼子を誘惑する三浦春馬も同様にお気の毒な役になりそうです。
今回の評価は…
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