初回の記事でも誉めましたが、正義感の強い熱血漢のイメージが定着している佐藤隆太が徹底したクズぶりを演じていて、それで楽しい異色のヒーローものになっているドラマです。
日本テレビ 木曜23時58分
「でたらめヒーロー」第2話
主演…佐藤隆太
脚本…根津理香
演出…国本雅広
佐藤隆太も良いんですが、佐藤演じるクズケンを取り巻く3人も良いんです、このドラマ。
まずクズケンのアパートに転がり込んだ甥っ子の大地(秋元黎)。「コドモ警察」のスマートですが…
死んだ母親が研究開発した試薬のドロップを隠し持つ、この大地という男の子がとてもしっかりしていて、ダメな大人のクズケンとの対比が面白いんです。
続いて、ドロップを舐めたクズケンがスゴい能力を発揮し犯人を逮捕できたことに味をしめた親友の巡査修司(
塚本高史)。
仲がよいけどちゃっかりクズケンを利用しようとしている具合を、塚本高史がうまく演じています。
そして3人目がコンビニ店員で、実はクズケンがなってるヒーローに憧れている夏輝(本仮屋ユイカ)。
この頃一皮むけた本仮屋が、やたらクズケンに冷淡なところがツボでした。
今回は放火魔の消防士(金子昇)が自分の正体を夏輝が知っていると勘違いし、危ういところでクズケンが救出。
しかし、あくまで夏輝が持っている当たりくじが目当てというのが、クズケンらしくて、手に入ったら引換期限切れでがっかりというのが皮肉でまた良かったです。
気楽に楽しめるドラマなので見続けようと思います。
今回の評価は…
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