武井咲が笑わないお天気お姉さんを演じるというのがミソのドラマ。
天気や自然の現象に関する知識で、お天気お姉さん事件解決に協力するという一風変わった作品です。
テレビ朝日 金曜23時15分
「お天気お姉さん」第1話
主演…武井咲
脚本…大石静
演出…片山修
まず、このドラマ、多くの視聴者が日常よく目にするお天気お姉さんの仕事の裏側がかいま見える業界ドラマでもあります。
あまやかされたので、つい不祥事を起こした前任のお天気お姉さんに代わり、史上最年少で気象予報士の資格を取った安倍晴子(武井咲)がお天気お姉さんに。
ところが、この晴子は前任者の最後の回に急に入ってしまい、正しい予報に訂正してしまったり、
無愛想かつマイペース。プロデューサー(笛木優子)は晴子をクビと息巻くのですが、視聴者の反応は大好評だし、晴子の予報の方が当たりで、クビは撤回。
情報番組でのお天気お姉さんの扱われ方がうかがえて、女子アナ(佐々木希)との関係性とかもいかにもで、ベテランの大石静らしくなかなか興味をひく脚本です。
そんな晴子が、「ゆとり」とあだ名される新人刑事(大倉忠義)に協力して事件を解決していくわけですが…
このゆとり君がいかにもゆとり世代らしい刑事で、私めの働くテレビ界にいるADさんと似通うところがあり、ニヤリとさせられました。
事件に自然現象がからむなんて、そうは無いようにも思いますが、そこを強引でなく描ければ、そこそこ面白いドラマになりそうです。
主演の武井咲は無表情でスラスラ知識を言うところが、「ビブリア…」の剛力彩芽を思い出させますが、
まぁ…剛力ほど違和感はないのは場数の違いでしょうか。
今回の評価は…
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