前回ほどひどくはないものの、依然として松下奈緒演じるヒロインの鴨は、鼻持ちならない自信家で、私めが最もキライな女性のタイプ。
なので見るのは相当苦痛なんですが、この先だんだん変わっていくのを見せるために今がひどいんだろう…と我慢して見たわけです。
フジテレビ 火曜21時
「鴨、京都へ行く~老舗旅館の女将日記~」第2話
主演…松下奈緒
脚本…酒井雅秋
演出…永山耕三
とはいえ、今回もなんだかな~な展開でしたよ。
従業員がみんな出て行ってしまった「上羽や」に常連だった財務大臣が突然の弔問。
お線香をあげるだけかと思ったら、今夜泊まりたい…って言い出し、鴨もまたムチャなことにそれを受け入れてしまいます。
あ~あ、また有り得ない感じかよと思ったら、糠床をかき混ぜに板長(高杉亘)が来たのを幸い、料理を依頼。
大臣は京野菜がお好みだから、これだけの食材が手に入ったら…と条件つきで了解します。
野菜を探し回る鴨。取引をストップした八百屋で頼み込んで何とかタケノコ以外はゲット。
仲居頭(かたせ梨乃)がタケノコを分けてもらいますが、鴨は拒否して高価なものを宅急便で取り寄せます。
いくら野菜が好きだからって他の食材はどうした?とかツッコミだしたらキリがないので一々書きませんが、
料理ともう1つ大臣のお望みは洗い立ての浴槽に入ること。
木の風呂だけに洗い屋という業者が洗わないといけないのに、こちらも鴨が合理化で切ってしまった業者で…
頼んでも断られます。
だったら自分で…って鴨はデッキブラシでゴシゴシやってましたが…
オイオイそりゃダメだろう…と呆れてしまいました。
結局、板場や仲居たちも戻って手伝ってくれたし、洗い屋も来てくれて、出来すぎな展開だったわけですが、
鴨もこの旅館を愛する人たちの心に触れて、売るのは思いとどまりました。
次回からは再建に向けて鴨は仲居修業するようなので、イヤな感じもだいぶ減るかなとは思います。
ただ、このドラマでもう一つとても気になるのは、美術セットが綺麗すぎて老舗旅館の格式や歴史の重みが感じられないこと。
浴槽も古びていてこその話なんですがね。
今回の評価は…
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