万人ウケする義賊もの…「TAKE FIVE」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回は枠拡大で冗長に感じられたところもありましたが、おおむね良くできていて見やすい作品でした。





TBS 金曜22時
「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」第1話



主演…唐沢寿明
脚本…櫻井武晴、藤井清美、丑尾健太郎
演出…岡本伸吾




初回は手際よく登場人物たちが説明され、岩月(稲垣吾郎)以外の4人が結集、堅牢な防犯システムを破り盗み出すことに成功するまでが描かれました。




単なる盗賊ものにしたくないのか、ルパン三世と銭形みたいな関係でなく、窃盗団リーダーの帆村(唐沢寿明)と窃盗犯を憎む笹原刑事(松雪泰子)の間に恋愛の気配を入れようとしているようで…





それが、ちょっと邪魔くさい気がしました。慣れてくればいいんでしょうが、やたら帆村が愛を口にするのが、鬱陶しく感じたのです。




酒に弱い帆村や、警備会社にいながら
防犯システム破りに燃える新美(松坂桃李)や、警察官なのにハッキングに長けた岩月や、キャラがしっかりしていて、




そのへんの捌きは「相棒」や「科捜研の女」でしこたまキャリアを重ねた櫻井武晴がチーフ脚本だけに、鮮やかなものでした。




盗みは悪いけど悪いヤツからならね…
という痛快さを大事にしてくれたら、毎回楽しみなドラマになりそうです。




このところシリアスな役の多かった唐沢寿明が楽しげに演じています。
松坂桃李とのやりとりも息があってました。





今回の評価は…7

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