二枚舌の慶喜と愚直の容保…「八重の桜」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回面白かったのは徳川宗家を継ぎ、将軍となる慶喜(小泉孝太郎)と、頼りにしてくれていた孝明天皇(市川染五郎)を喪った容保(綾野剛)との対照でした。




NHK 日曜20時
「八重の桜」第16話



主演…綾瀬はるか
脚本…山本むつみ
演出…清水拓哉





まぁ、徳川慶喜って人は…
二枚舌もいいところで、勝海舟(生瀬勝久)に長州との和議調停をやらせながら、一方では長州に兵を引け…という勅書を朝廷に出させる…




勝はメンツ丸つぶれ、春嶽(村上弘明)も呆れて本国に帰ってしまいます。






それでもシレっとしている慶喜を、小泉孝太郎が心がない感じで演じていて、この人のために更に悲劇に巻き込まれる会津の悲劇が際立ちます。




一方、容保は京都を離れて本国に帰るお願いをようやく天皇に聞き届けてもらえたのに、




その天皇が急死してしまいます。
庇護者を失った容保。天皇からこれまでの礼を言われ感涙にむせんだ後だけに…歴史の残酷さを感じさせました。




会津では八重のライバル?中野竹子(黒木メイサ)が登場。
薙刀の名手で銃をキッパリ否定…
黒木メイサ久々の男前っぷりでした。





今回の評価は…7

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