今クールは冬クールと違ってウルっとくる作品が少ないんですが…
今回はウルっとさせられるお話でした。
TBS 日曜21時
「空飛ぶ広報室」第3話
主演…新垣結衣
脚本…野木亜紀子
演出…山室大輔
稲葉（新垣結衣）を囲んでの広報室のメンバーとの懇親会が開かれ、そこで居酒屋トークにありがちの、誰が結婚してて、誰が恋人いるかの話になります。
自衛官はなかなか民間の女性との出会いがないらしく、かといって女性自衛官は1割にも満たず、恋愛事情は厳しいようで…
これは面白いと稲葉はそれをテーマにコーナー企画を作ることにします。
この居酒屋でのトークで、自衛官はどうか？と聞かれ、空井さん（綾野剛）には恋愛感情はありません…と言ってしまい、
空井を意識してるのがバレバレになり慌てる新垣結衣が可愛かったです！
まぁ…それはともかく、インタビュー
取材程度の浅いものではダメだと、稲葉は空井の同期のパイロット峰永の結婚を取材することに…
親友だったのに、空井がパイロットを罷免されてからお互いを気遣い連絡を取り合わなくなってしまった2人。
広報マンと立場が変わった空井は勇気を出して、峰永に電話し、取材の時に再会します。
何も言わず、ひしと抱き合うシーンはちょっとグッと来ました。
更にウルっときたのは、峰永の結婚披露宴での鷺坂（柴田恭兵）のスピーチ。
鷺坂が愛妻家だとばかり思っていたら、実は妻を亡くしてることを知り、それを知った上でスピーチを聞くと感慨もひとしお…
含みのある柴田恭兵の演技が実に良かったです。いいスピーチでした。
行ってらっしゃいと言って送ってくれた方にもいつ何があるか分からない…
だから笑顔を…
死に目にあえなかったのか？とかいろいろ考えてしまいました。
とはいえ、佐野史郎演じる花嫁の父親の反対したい気持ちも分かりますけどね。
自分たちの仕事を理解してもらいたいという空井の一途さもいいですね。
「八重の桜」の容保に続いて、綾野剛の一途な演技がハマりです。
大体パターンは決まってきた感のあるドラマですが、女性自衛官柚木（水野美紀）のキャラも立ってきたり、まわりとのバランスも良く…
見応えのあるドラマになってきました。
今回の評価は…
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