日本テレビ 水曜22時
「雲の階段」第5話
主演…長谷川博己
脚本…寺田敏雄
演出…猪股隆一
ベタな展開ではあるんですが、ついつい引き込まれて見てしまうドラマです。
三郎（長谷川博己）が田坂家に婿養子として入るまでが、今回描かれました。
院長（内藤剛志）の娘の権限を使って当直を他の医師に代えさせ、強引に三郎を別荘に連れ出す亜希子（木村文乃）。
そこでセレブな別荘仲間（？）に会わされた三郎は、亜希子と結婚すると、こんな忌み嫌ってたヤツらと付き合うことになるのか…と結婚を考え直そうとし、ニセ医師とバラそうとしますが…
亜希子に私は家族とも友人とも心を通わせることなく生きてきて孤独だった…初めて心を通わせられたのが三郎だったから、もう私を１人にしないで…と泣きつかれ、
三郎は亜希子のために生きると決意、改めて結婚を決めます。
これまでになく感情をあらわにする長谷川博己と木村文乃の演技。熱のこもった迫力の演技でした。
もう引き返せない道へと歩み出してしまう葛藤を、何かにとりつかれていくように演じる長谷川博己の目の変化はすごいなと思いました。
ラストの手術シーンなどは鬼気迫るもので、この人やはりただものではないですね。
三郎との子供を流産してから行方をくらましていた明子（稲森いずみ）が、三郎の病院に看護師として現れ…
次回あたりをピークに、三郎は破滅への道を歩み始めるんでしょうね。
目が離せません。
今回の評価は…
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