今回初めて知ったのですが、自衛官は3年で次の部署に異動する決まりになってるんですね。
今回はその決まりが重要な要素となる話でした。
TBS 日曜21時
「空飛ぶ広報室」第6話
主演…新垣結衣
脚本…野木亜紀子
演出…福田亮介
キャリアの片山(要潤)とノンキャリの比嘉(ムロツヨシ)は前任地の小松でも一緒で、片山は広報の仕事を一から教わり、
二人でコンビを組んで今も語り草になっている大仕事を成功させたんです。
そんな名コンビだった二人なのに、最近は片山は比嘉と距離を取るようになり、
自分1人で何とか大仕事をモノにしようとしますが、なかなかうまくいかず…
そんな片山に救いの手をさしのべたくてもできない比嘉も寂しそう…
実は比嘉はずっと同じ広報の仕事を続けながら、新人にノウハウを伝えていきたくて、わざと昇任試験を受けず一曹のままでいるのです。
ムロツヨシの抑えた演技は、そんな比嘉の良きパートナーぶりを巧みに描いていて、
アクセントの強い要潤の演技と好対照になっており、二人が空井(綾野剛)の努力で再びコンビを組み、仕事を成功させるまでが、見応えのあるものになりました。
そこにからむ稲葉(新垣結衣)も後輩を指導する立場を受け入れる成長ぶりを見せたり、
恋心を抑えて稲葉と良きパートナーであろうとする空井のほろ苦い思いが描かれたり、
メイン二人もバランスよくからめて、調和のとれた良い回でした。
いつもながら時に優しく、時に厳しい鷺坂(柴田恭兵)の見事な監督ぶりも良かったですしね。
今回の評価は…
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