ままならない人生…「激流」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは35歳の男女の群像劇なんですが…思い描いていた通りの人生を歩んでる者など、そうはいないわけで…




NHK 火曜22時
「激流~私を憶えていますか~」第2話


主演…田中麗奈
脚本…吉田紀子
演出…佐々木章光



第2話は第1話を補足説明するような内容で、新たに大きく動いたことは無かったんですが…




特に印象的だったのは東大を出て銀行に入った鯖島(山本耕史)が、女性問題で飛ばされ今では支店の窓口案内をやらされている姿。




うるさいオバサン客には文句を言われ、お局行員からはイヤミを言われ、
潔癖な女性支店長からはにらまれている…



ちょっとしたシーンでしたが、エリートコースを歩んできたであろう鯖島の挫折感が、よく伝わりました。



しかも、離婚の原因になった女性(佐津川愛美)にはまだストー力ーのようにつきまとわれ、ズルズル関係が続いてる…っていうのも、なんともやりきれない話で…




こんなはずではなかったのに~
なんですよね。
銀行とかは一度ミソがつくと、その先ずっと出世に響くみたいですからね。




ままならない…という意味では三隅(田中麗奈)もひどい状況で、大物作家(高畑淳子)の原稿送り返し事件で無実ながら、文芸部から売れない雑誌担当に飛ばされてしまいます。




編集長が言うように三隅の作家への日頃の向き合い方が悪かったから…というのも正しいとは思いますが、




それでもね~
離婚したがっていて家から出ていった夫の思惑通りになったわけで…



山本耕史にしろ、田中麗奈にしろ、
そのへんのやりきれなさをうまく演じていてリアルです。




可愛いくて従順そうな貴子(国仲涼子)が実は大胆で売春をやってしまっているというのもリアルで、




確かにこういうタイプの方が大胆なんだなぁと思わせます。





さて、中学の時の仲良しグループは失踪した冬葉も入れて7人。まだ出てないもう1人の男は、



東萩(桐谷健太)が担当し、美弥(ともさかりえ)が関与している殺人事件に関わってるようなんですが、




その内出てくるんでしょうか?
気になりますね。




今回の評価は…7

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