前回はあまりに重苦しく、やるせなかったので、毎回こうだとつらいな…と心配していたのですが…
今回は前回ほど全編息苦しいということはなくホッとしました。
日本テレビ 水曜22時
「Woman」第2話
主演…満島ひかり
脚本…坂元裕二
演出…水田伸生
同じアパートの住人の通報で児童相談所の職員がやってきて、虐待や育児放棄の疑いをかけられてしまう小春(満島ひかり)
夏休みだけでも誰かに預けて離れて暮らしてみては…という忠告を受け、
その前に訪ねた時、夏の間子供たちを引き取ってもいいと言ってくれてた友人の由季(臼田あさ美)の言葉に甘えることにしました。
子供たちを預け、1人東京で働く小春。子供がいない寂しさから電話をかけたり、酒を買ってまぎらわせようとしたり…
一方預けられた望海の方は…
前行った時は遠慮した二段ベッドの上に寝て喜んだり、
今度やろうねと小春と約束した花火を最初は我慢してやらなかったのに、誘われてやってしまったり…
それなりに楽しんでいたのですが…。
ガムが髪の毛について、そこを由季に切られ…
そこまではガマンしたのに、出かける時に電車に乗り込んで逃げ出してしまいます。
その日は小春は再検査で病院にいて、
何度望海が公衆電話からかけても出てくれず…
やっと着信に気づいた小春が由季から事情を聞きかけつけます。
お母さん、寂しかったでしょう?と気づかい、約束した花火をやってしまったことを泣きながら詫びる望海。
う、う…(+_+)
なんてけなげな…
自分を預けなきゃいけない母親の事情を察して、我慢したり気づかうとは…
今回はあれこれ詰め込まず、割とシンプルな展開で、小春と望海の心理を丹念に描いていました。
脚本や演出のディテールへのこだわりに頭が下がります。
今回明らかになってきたのは、
小春が骨髄性白血病らしきこと。
そして、父親違いの妹栞(二階堂ふみ)が痴漢にあったことと小春の夫(小栗旬)のホーム転落死が密接に関係しているらしきこと。
二階堂ふみの心に闇を抱えたような存在感がすごいですね。やはりこの女優ただ者ではないなと思わせる演技です。
今回の評価は…
出かける時に東京へ帰ろうとしてしまいます。
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