無垢な親子と身勝手な親子…「Woman」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は前半が小春(満島ひかり)と陸との話。後半が紗千(田中裕子)と栞(二階堂ふみ)との話。




どちらも小春の亡き夫・信(小栗旬)
につながる話でした。




日本テレビ 水曜22時
「Woman」第4話


主演…満島ひかり
脚本…坂元裕二
演出…水田伸生



前半は陸が近所の飼い犬を捜す…
しかし、貼り紙してたのにその飼い主(濱田マリ)はあっさり次の犬をもう買っている…



それでも陸はよほどその犬が好きだったようで、亡き父親の写真にこんな犬です…と長々説明し、お願いをします。



これまで望海役の女の子の方が目立って、あまり見せ場のなかった陸くん、長いセリフもちゃんと言えて、この子役くんもなかなかのものです。




ただ、ちょっと脚本家の作為を感じて、泣けませんでしたが…




ここで父親を喪った陸や望海の悲しみを見せておくことで、後半の栞の告白への怒りが更に増幅する仕掛けになっていたわけです。




その栞のなぜ信が、死んだかの告白は、二階堂ふみの演技が凄まじかったですね。



いくらイジメにあっていたとはいえ、
栞の歪んだ感情、醜くなった性根をこれでもかと見せつけて見ていてゾッとする演技でした。




この役に二階堂ふみをキャスティングした意図がよく分かります。




しかし、それを誰にも言っちゃダメと言う紗千もダメな母親ですよね。
田中裕子の迫力も息を飲む凄み。



小春親子は心が洗われるように無垢なのに、紗千と栞にはイヤ~な気分にさせられます。
その対比…



酷いことに小春には急性骨髄性白血病
の告知。
この先、栞が適合者で移植をする運びになるも、信の死にからんでいると知り…という展開になりそうです。



これでもかこれでもかと重苦しくなるんでしょうね。
それに耐えて見続けなければ…




今回の評価は…7



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