前回、あやめ(川島海荷)にもう会わないと言われてしまい、恋人より歌舞伎で頂点に立つ野心を選んでしまった自分を呪い、肝心の本番中に涙を流して舞台を台無しにしてしまった一弥(中山優馬)。
もう歌舞伎は続けられない…というところまで落ち込んでしまった一弥が、恭之助(玉森裕太)や完二郎(山本耕史)の手助けで、再び歌舞伎への意欲を取り戻すまでのお話でした。
TBS 木曜21時
「ぴんとこな」第6話
主演…玉森裕太
脚本…高橋麻紀
演出…山室大輔
おじさんの私めとしては恋愛要素が少なく、芸道に精進する青春や友情要素の方が強い今回のような内容が方が照れずに見られます。
今回は前回ほど視聴率が良くなかったので、女性視聴者には物足りないのかもしれませんが…。
完二郎の自主公演で恭之助と三人で「三人吉三」という芝居を、やらせてもらえることになった一弥。
恭之助の家に住み込んで稽古に励みますが、稽古に身が入りません。
ホント恭之助はいいヤツで、恋敵のためにでも懸命なんですよね。
その人の良さや一途さを玉森裕太はすんなりと演じていて、変に演技の小細工をしないところが、この人の長所です。
一方の中山優馬は玉森裕太が太陽なら、さながら月で、翳りや憂いを帯びた暗さがよく似合います。
二人の対照の妙が、今回はあやめの出番が少なかったので、より引き立ちました。
一弥の役を奪おうとたくらんだ梢平(松村北斗)に差し向けられた優奈(吉倉あおい)に閉じこめられ、
再起の舞台に穴をあけそうになった一弥でしたが、あやめに助けられ、舞台に間に合い、見事勤めました。
あやめへの思いを断ち切り、約束した歌舞伎で頂点に立つ夢に向かい、再び邁進することになった一弥。
優奈と結婚してしまうんですかね。
しかし、このドラマに出てくる役者さんたちは本公演には出ないで、発表会みたいのばかり出ていますね。
今回の評価は…
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