このドラマって「毒」というキーワードで人間や世間のダークなところを描いているんですが、
見ていて不快にならないのは、それを浄化するような三郎という主人公の根っからの善良さと、それをすんなり演じる小泉孝太郎のピュアさのおかげなんですね。
TBS 月曜20時
「名もなき毒」第10話
主演…小泉孝太郎
脚本…神山由美子
演出…竹村謙太郎
そりゃ三郎の妻(国仲涼子)も文句を言いたくもなりますよ。
前半に放送したエピソードでは、舅に調べろと命じられたのが、そもそもでしたから仕方ないとしても、
今回の古屋家の件は、誰に頼まれたわけでもなく、おせっかいみたいなもんですからね。
人が善いにもほどがあるというか…
今回なんて、母親の暁子(真矢みき)とケンカした美知香(杉咲花)を家に招いて面倒みちゃうんですから…
結局、妻も善い人なんで美知香のお世話をしてくれるんですがね。
今回はさらに古屋老人が毒入りウーロン茶を買ったコンビニの店員まで心配して、閉店になり生活苦なのでは…と雇い主から金を預かり、青年に渡すに行く始末。
そしたら青年が犯人だったってわけで…(笑)
一方、原田いずみ(江口のりこ)は、三郎の家の庭から覗いてる顔の怖いこと。
三郎が電話で意見したら、キレた時のキレっぶりもすごかったし、
歌を唄いながら花束持って歩いてる姿も何とも薄気味悪いものがありました。
ハッキリ言って後半は原田期待で見ているので、今回はそういう意味では満足でした。
今回の評価は…
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