ついに黒崎を撃退…「半沢直樹」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は模擬調査でしたが、今回は本番。




頭取(北大路欣也)や大和田(香川照之)も立ち会いのもと、黒崎(片岡愛之助)による最終調査がやってきました。




TBS 日曜21時
「半沢直樹」第9話


主演…堺雅人
脚本…八津弘幸
演出…福澤克雄




最終調査の攻防のポイントは2つ。

伊勢島ホテルの経営再建の最後の切り札として、半沢(堺雅人)が湯浅社長(駿河太郎)に提案したのは、外資の大手ホテルチェーンの傘下に入るということ。




湯浅家が代々経営してきた老舗の事実上の身売り。社長もなかなか決断がつかず調査当日になっても連絡なし。




ドキドキしましたが、調査中にようやくメールが届き、それを切り札に破綻先にならないことを認めさせ、




大和田が提案した湯浅社長更迭、羽根専務(倍賞美津子)新社長案も一蹴、むしろ損失を作った羽根専務更迭としたのです。




もう1つのポイントは半沢が隠し続けている、見られてはまずい疎開資料。半沢の自宅、花(上戸彩)の実家とめぐって、今は本店内地下2階の倉庫に…。




前回やりこめられた福山(山田純大)がそれをかぎつけてリークしたらしく、




一旦はやりこめられた黒崎は、だったらと自信たっぷりに地下の倉庫に案内させます。




絶体絶命のピンチと思いきや、ダミーの段ボール箱しか見つからずに済み、




黒崎はダブルパンチで撃退されてしまうのでした。




一方、これと並行して、近藤(滝藤賢一)は再出向が決まっていながら、




タミヤ電機を救うべく経理課長(利重剛)や社長(前川泰之)の心を動かし、大和田が妻の会社のために3000万横流しした事実をすべて白状させます。




しかし、その報告書を書くと近藤は大和田と岸川(森田順平)に騙されて呼び出され…出向の取り消しと希望通りの人事をえさに事実隠蔽を約束させられます。





差し迫ってなりふりかまわぬ大和田の悪辣さを更に濃い演技で見せる香川照之と、決断を追い詰められる滝藤賢一のアップの切り返し。
息詰まるシーンでした。




次回は100倍返し…(笑)の最終回。
楽しみです!





今回の評価は…8


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