三郎の中にもあった毒…「名もなき毒」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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原田いずみ(江口のりこ)が遂に杉村家を襲うというクライマックス…




意外とあっさり捕まってちょっと拍子抜けではありましたが…




TBS 月曜20時
「名もなき毒」最終回


主演…小泉孝太郎
脚本…神山由美子
演出…金子文紀



古屋老人の毒殺の犯人はコンビニの店員で決まりってことで。
ホントは寝たきりの祖母を毒殺しようとしたけど、それができず…




なんで自分だけこんな境遇なのかと、それが世間への怒りに転化し、無差別殺人に向かってしまったというわけで…



マジメな性格ゆえに思いつめ「毒」に侵されてしまったわけです。





警察で事実をねじ曲げられないようにと、秋山(平山浩行)が執拗に事実を聞き出していると、




そこに菜穂子(国仲涼子)から原田が家に押し入って娘を人質にたてこもったという電話が…。




みんなでそっちへ移動…
江口のりこのキレキレっの演技を堪能できるかと思いきや、




毒殺青年の説得に気を取られてる隙に、三郎が窓側に回り込み、あっさり娘をゲット。秋山が突入し、原田を押さえました。




今回一番印象的だったのは、捕まえた原田に三郎が怒りをぶつけ、壁に叩きつけ続けたシーン。




小泉孝太郎がこれまでの三郎で見せたことのない鬼気迫る表情を見せました。





あれほど善良そのものだった三郎も毒に侵されたというわけで、





人間を変えてしまう毒の恐ろしさを印象づけました。



自分も毒に侵されかけて落ち込む三郎を癒やしてくれたのが、結婚に反対し、毒づいていた母親(木野花)からのやさしい言葉だというのも洒落ていました。




今回の評価は…7




小泉孝太郎がよく頑張ったな…というのがすべての作品でしたね。







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