侮りがたい良さもある…「陰陽屋へようこそ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第3話は商店街から舞台を移して依頼人の祖母が住んでいた田舎町に。



そこで遺言書探しのドタバタ劇ってノリでしたが、おふざけに走らず、締めるところ締めて、このドラマらしさを確立してきました。




フジテレビ 火曜21時
「よろず占い処陰陽屋へようこそ」第3話


主演…錦戸亮
脚本…黒岩勉
演出…植田泰史




今回の依頼人は祥明(錦戸亮)の幼なじみの槙原(駿河太郎)が連れてきた
夏央(波瑠)。母方の祖母の遺言書を探して欲しいという依頼。





5人兄弟で見つけ出した者に全財産を譲るということで、生前は寄りつきもしなかった兄弟は欲に目がくらんで血眼。




末っ子の娘である夏央はそんな伯父伯母に取られたくないと頼んできたわけで…。




散々探して見つからない彼らも祥明のお手並み拝見ってところ。





同行した手下の瞬太(知念侑李)や路子先生(倉科カナ)もそれぞれキャラを発揮。聴覚と嗅覚が異常に鋭い瞬太はだんだんキツネっぽく見えてきたし…




バリバリ理系の路子先生はガリレオばりに計算を始めて空回り…とか、お茶目な一面を見せ始めました。




源次郎さん(杉良太郎)がさりげなく与えてくれたヒントで、洞察力の鋭い祥明は、混浴で亡くなったおばあさんの温泉仲間から情報収集。遺言書のありかにたどりつきます。




いい加減に見えて、ところどころ鋭さを見せ、したたかな面もある、そんな多面性を錦戸亮が肩の力をぬき、柔軟に演じています。




なので、特別に腹も立たないし、特別に感動もしない、ほどほどに後味の良い話でホッとする…そんなドラマになっています。



今回の評価は…3




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