視聴率を気にしてスタッフが、せっかくのこのドラマの雰囲気を崩すようなことだけはしてくれるな…と願うばかりなんですが…
日本テレビ 土曜21時
「東京バンドワゴン～下町大家族物語～」第3話
主演…亀梨和也
脚本…大森美香
演出…菅原伸太郎
まだ、私めが危惧しているグラつきは
見られないのでホッとした第3話でした。
話の中心になったのは長男の紺（金子
ノブアキ）とその妻亜美（平愛梨）。
２人が結婚を決めた頃、両家の集まりに我南人（玉置浩二）は金髪でいつも遅刻して現れ、謝りもせずあの調子だったので、
亜美の親が怒り、両家は絶縁状態に…。その後生まれた研人（君野夢真）も会わせてないのです。
しかし、亜美の母親が入院したらしく、亜美は気をもむ日々。
そんな中、こちらを探りに亜美の弟（上遠野太洸）が店のそばをうろつき、捕まえようとした青（亀梨和也）が殴られてしまいます。
そのお詫びにと亜美の父親（佐戸井けん太）と弟が堀田家にやってきます。
そこで改めて、紺が亜美がいかに必要な存在かを語るくだりで、自分は白味噌は許せないけど、亜美の作る合わせ味噌の味噌汁なしに堀田家の朝は今や考えられない…と言います。
この話、こんなに略して書くと伝わりづらいんですが、金子ノブアキが真摯に語ると、じ～んとして心温まるシーンでした。
亜美の父親に許してもらおうと、ポリシーの髪を黒く染めた我南人の語りも良かったですし…。
玉置浩二の演技が味わい深いものになっていて、このドラマの良いスパイスになってます。
一方、青との約束を父親（升毅）の病状悪化ですっぽかしたすずみ（多部未華子）はなぜかみすずと名を偽って、押しかけ女房にやって来ました。
生活を共にし始めるみすずに戸惑う青は、みすずの学生証を見て偽名と気づいてしまいます。
何の目論みがあって彼女は堀田家に来たのか？
予告で見る限りでは、すずみの父親と藍子（ミムラ）は関係があるらしく、それで入り込んできたようですが…
大家族の中で起こるゴタゴタを優しい目線で描いていて、私めはこのドラマをひいきにしています。
今回の評価は…
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