福森刑事のかなわぬ恋…「刑事のまなざし」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回はカウンセラーの田辺(板谷由夏)をメインに立てた回でしたが、今回はベテラン刑事福森が活躍する回でした。




松重豊が刑事たちのたまり場で、出された料理を美味しそうに食べてると、つい「孤独のグルメ」を思い出してしまうのですが…(笑)





今回は高倉健ばりに渋いところを見せてくれました。





TBS 月曜21時
「刑事のまなざし」第9話


主演…椎名桔平
脚本…大石哲也
演出…吉田健




色っぽい話とは無縁そうな福森ですが、実は5年前に結婚の約束までしながら急に姿を消してしまった女性がいて、





その麻理子(奥貫薫)が池袋に戻って、病院に勤務していることを知ります。




しかし、麻理子にはろくでなしの兄(山崎銀之丞)がいて、麻理子の上司の医師を刺して捕まります。





その前に上司と意見が対立する麻理子を見せていたので、真犯人は麻理子だとバレバレみたいなものでしたが…




上司を殺した動機が、麻理子が担当する少女の手術を失敗したくないので、上司が転院させようとしたからで…




その少女は実は麻理子が産んだ娘で、離婚した際に夫に預けた娘が心臓病なのを知り、




渡米して心臓外科医の勉強するため、5年前に福森の前から消えたのでした。




帰国し、ようやく手術ができると思ったらリスクを恐れた上司に阻まれそうになり殺したのでした。




そして、妹に迷惑をかけてきた兄が妹に頼られ、罪をかぶることにしたというわけです。




手術が終わり、長峰(北村有起哉)のイキな計らいで、福森と夏目(椎名桔平)が連行することに…




夏目は2人だけにしてあげ、福森は以前渡したのに、置いて行かれた婚約指輪を麻理子の指にはめ、何年でも待っていると言います。




ここのセリフが高倉健ばりに渋くて良かった!

「これまで5年待ったんだ。これから5年や10年どうってことない…」



渋い!
やりますね、福森さん。
いつか幸せになって欲しい…と思わずにはいられませんでした。




奥貫薫の幸うすげな容貌がまたイイんですよね。





今回の評価は…4




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