連ドラって大変だな…と思うのはパターンを守って見やすくするのも大切だし、後半になったら視聴者を飽きさせないためにパターンを崩すことも大切になってくるんですね。
そのさじ加減にスタッフの苦労があるわけで、今回は路子(倉科カナ)や瞬太(知念侑李)のいる高校が舞台の変則パターンの回でした。
フジテレビ 火曜22時
「よろず占い処陰陽屋へようこそ」第9話
主演…知念侑李
脚本…黒岩勉
演出…三木茂
路子先生の大学の先輩から研究室に戻らないかとの誘いがあり、教師をやめて学者への道を目指すことにします。
瞬太(知念侑李)たちは路子先生へのはなむけに、何をやってもダメなクラスだったから、せめて最後に駅伝大会で1位になれ!と祥明(錦戸亮)にたきつけられます。
結局1位にはなれなかったものの、その頑張りや、ずっと負け続けていた昼休みのダブルやきそばパンのゲット成功の写真にほだされ、先生を続けることにする…という話でした。
なんてことない学園ドラマパターンのように見えて、祥明の裏工作や、路子に言う夢をあきらめてまた新しい一歩を踏み出すんだよ…って言うホロっとくるセリフや、
瞬太の父親(見栄晴)のバイトがダブルやきそばパン作りと知って、お父さんの仕事も夢があるよ!と励ます意外なオチなど…
このドラマらしさが散りばめられ、やはり良いドラマだなと感心させられました。
今回の評価は…
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