「民意」という名の集団リンチ…「リーガルハイ」第10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ストーリーとは関係ありませんが、冒頭の寸劇、豪華で見ちゃいましたね。




松平健と堺雅人の立ち回りを見ていて、新垣結衣、小雪と4人でやるちゃんとした時代劇も見てみたいなと思ったほどです。
里見浩太朗にもからんで欲しかったですけどね、欲を言えば…(笑)




まぁ、それはさておき…




フジテレビ 水曜22時
「リーガルハイ」第10話


主演…堺雅人
脚本…古沢良太
演出…城宝秀則




今回はいよいよ貴和(小雪)の裁判の最高裁での戦い…





とても勝ち目がないと諦めかけてた古美門(堺雅人)でしたが、




醍醐(松平健)の下で以前は検察側にいた羽生(岡田将生)に証拠ねつ造を明かす証人の存在を教えてもらったり…



貴和を死刑にすべきとヒートアップする人々を挑発し、自分を襲わせ大ケガをするという黛(新垣結衣)の捨て身の作戦が功を奏し、





一時はふぬけになっていた古美門も復活!古美門らしい長演説で、「民意」という名のもとに一方向にバッシングが集中する恐ろしさを説き、




異例の地裁への差し戻しを勝ち取ります。




古美門の死刑についての話は「死刑」のあり方を問う実に示唆に富んだセリフで、久々に脚本の古沢良太が気合いを入れて書いたな…とわかる素晴らしいものでした。





どうも第2シリーズはこのようにセリフにうならせられることが前シリーズより少なかったように思います。




おふざけとのメリハリこそが、このドラマの魅力なんですがね…




ラストで味方と思った羽生が敵だというのが分かりました。
黒羽生のニヤリ笑いが次回への期待を高めました。





30分拡大の最終回は生瀬勝久や小池栄子も戻ってくるようですし、今からとても楽しみです。




今回の評価は…4




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