結婚式は中止になり、玲子は家や別荘にこもるように…
守の部屋にある荷物も引き取られていきました。
フジテレビ 木曜22時
「独身貴族」第10話
主演…草なぎ剛
脚本…佐藤嗣麻子
演出…平野眞
何度か書いてきましたが、私めがこのドラマで最も肩入れしているのは玲子なんです。
最終的に守とゆき（北川景子）がうまくいくであろうことは分かっているので…
余計に切ないんですね。
今回もゆきをよびだして、職場での守について、聞くくだりは…
またゆきが熱をこめてあれもこれも言うので、それを聞く玲子の内心は複雑
ですよね。
帰り際にゆきへ「進（伊藤英明）さんとお幸せに…」と言わずにはいられなかったんでしょうね。
ゆきから聞いたことを守に伝えるくだりも、守を何とかより理解し、それをアピールすることで、つなぎとめたい強い思いが感じられ胸を打ちました。
表情の微妙な変化で玲子の心のありようを見せる平岩紙の演技も実にいいです。
それに比べてヒロインのゆきは、話の展開のためとはいえ、脚本が書けたからいなくなる…というのは、
やはり仕事を途中で投げ出したように見えてしまい、思い入れを抱きづらくなりました。
あそこまで作品に強い思いがあったのに…残念ですよね。
映画「めぐり逢えたら」になぞらえてゆきが、守にカマをかけても、ピシャリと冷静な大人はそんな行動に出ないと毅然と拒む草なぎ剛の演技はさすがなものがありました。
しかし、進はあっさりふられましたね。まぁ離婚もまだ成立してないしね…(笑)
今回の評価は…
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