しがも、たださえ豪華なキャストに最終回に伊東四朗と古谷一行を投入してくるとは…
テレビ朝日 木曜21時
「ドクターX～外科医・大門未知子」最終回
主演…米倉涼子
脚本…寺田敏雄
演出…田村直己
九留美（本田望結）の手術を許可するのを条件に蛭間（西田敏行）の娘を救った大門（米倉涼子）。
しかし、実は近藤（藤木直人）にほとんどやらせたことが、蛭間にバレてしまい、やらせてもらえなくなります。
ところが前シリーズに出ていた毒島（伊東四朗）が登場。九留美を救いたいために高松に大門を行かせたのは
実は毒島で…
権威ある東帝大学病院の院長（古谷一行）から蛭間に圧力をかけ、また手術をやれることに…
九留美の手術は多臓器摘出というきわめて難しい手術のため、大門は近藤、海老名（遠藤憲一）、鷹野（浅野和之）の三人を助手に要求します。
しかし、蛭間は手術室が長時間空いているのはこの日しかないのを理由に、主任教授選の日を手術日に指定します。
必然的に教授選候補の三人は手術に出るわけにいかず、大門は孤軍奮闘しなければならないピンチに…
しかし、近藤が、次いで海老名が、選挙を放棄しオペへ…
海老名はウジウジ悩んじゃうんですがね…(笑)
…で、最後まで失敗せずに終わり、蛭間の病院に残って欲しいというオファーも袖にしてフリーを貫きます。
蛭間は哀れ、東帝大学病院長からの力で解雇されちゃいました。
次のシリーズは古谷一行の病院に行くんですかね…
大門がオペしている時に、いつになく真顔でアドバイスする晶さん（岸部一徳）が凛々しかったですね。
今回の評価は…
役者の演技を堪能するという意味では実に楽しいドラマでした。
米倉涼子の目玉をひんむく演技はどちらかといえば苦手なんですが、
西田敏行、三田佳子、遠藤憲一、笹野高史、藤木直人、内田有紀、岸部一徳、藤真利子、浅野和之とこれだけ揃えば、みな自分の役どころを理解して個性を発揮し、まさに壮観でした。
キャストを生かす脚本、演出もバランスが良かったと思います。
大人のドラマでした。
Android携帯からの投稿