続いては最優秀主演男優賞の年間ベストです。
各クールの受賞者は…
冬クール
瑛太
「最高の離婚」
偏屈で口数の多い男を実に個性的に演じて、おかしくてやがて物悲しい秀作
に作品を磨き上げました。尾野真千子、真木よう子、綾野剛とのアンサンブルも絶妙でした。
春クール
櫻井翔
「家族ゲーム」
欺瞞に満ちた平和な家庭を壊し、再生させる家庭教師を偽悪的に演じ、これまでのイメージからはみだした演技を
見せました。
夏クール
堺雅人
「半沢直樹」
日本のどれだけ多くの人が、憎い上司をこらしめる半沢直樹によって溜飲を下げたことでしょう。原作者が熱望しただけのことはあるはまり役でした。
秋クール
堺雅人
「リーガルハイ」
昨年はこの作品で年間最優秀主演男優賞を受賞しました。
作品の質は前作に及びませんでしたが、やはり他を寄せつけぬ演技に変わりはありませんでした。
ちなみに堺雅人は昨年も夏クールで「リーガルハイ」秋クールで「大奥」と2クール連続の受賞でした。
昨年、今年と充実してますね。
そして今年の年間最優秀主演男優賞は…
堺雅人
「半沢直樹」
瑛太も櫻井翔も良かったのですが、やはり今年はこれを選ばないわけにはいかないでしょう。
堺雅人2年連続の受賞となりました。
スゴい人ですね、脱帽です。
明日は年間ベスト作品ランキングを発表します。お楽しみに。
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