私めドラマミタローがあくまで自分の好みで順位を決めている冬ドラマ期待度ランキング。
続いてはベスト10の発表です。
10位
フジテレビ 火曜22時
伊藤淳史、仲村トオル主演
「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」
☆☆☆☆☆★
白状すると私めはこのシリーズはあまり好きではありません。伊藤淳史も仲村トオルもこの役に関してはどうも好きになれないし、作品的に不満な点が毎シリーズあるんです。
なのでまたやるのか?という感じ。
スペシャルドラマならまだしも連続ドラマだと原作をふくらませなければならず、それがうまくいってないんです。今回はどうでしょうか?
9位
フジテレビ 月曜21時
松本潤主演
「失恋ショコラティエ」
☆☆☆☆☆☆
設定を聞くと中身の想像がついてしまう既視感がネック。最近やけに女っぷりの上がった石原さとみがどう松本潤を振り回す小悪魔を演じるかと、
今年注目株の有村架純が松本潤の妹役をどう演じるかが気になるところ。いわゆる月9らしさのある作品にはなると思います。
8位
日本テレビ 水曜22時
芦田愛菜主演
「明日、ママがいない」
☆☆☆☆☆☆
これは「失恋ショコラティエ」と違い、フタを開けてみないとどういう作品になるか分からない作品。
子役を使ったお涙ちょうだいになったら最悪だし、大人の要求通りに演じる芦田愛菜の演技は鼻につくんですが…
少女たちに暴言を吐き冷酷非情な施設長を三上博史が演じると知って、興味ががぜん高まりました。三上博史スゴい演技しますよ、きっと。
7位
TBS 月曜20時
杉本哲太、古田新太主演
「隠蔽捜査」
☆☆☆☆☆☆★
実に渋いキャスティングです。しかし、地味だからといって侮るなかれです。原作は面白いですし、主演2人も適役。ただ脚本家がちょっと心配です。
6位
フジテレビ 木曜22時
坂口憲二主演
「医龍4」
☆☆☆☆☆☆☆
「チーム・バチスタ」と違ってこちらは好きなシリーズなんです。好きだっただけに、ガッカリしたくないのが本音です。
懸念材料はこれまでこのシリーズを書いてきた脚本家の林宏司がはずれて、昨年「救命病棟24時」でガッカリさせたひかわかよと「ラストホープ」の浜田秀哉になるということ。
医療ドラマは脚本がかなり重要なので心配でなりません。いくらキャストは今まで通り揃っても脚本がダメではどうにもなりませんからね。
5位
TBS 木曜24時58分
山田孝之主演
「闇金ウシジマくんSeason2」
☆☆☆☆☆☆☆
前シリーズはリアルタイムでは見なかったんです。後からDVDや劇場版を見てハマりました。
今回は綾野剛も出るということでより楽しみが増しました。パワーアップしてそうです。深夜だから許されるハードさに期待。
4位
TBS 日曜21時
向井理主演
「S-最後の警官」
☆☆☆☆☆☆☆★
4位より上位の作品はいずれも私めが信頼を寄せている脚本家による作品です。最近とみに脚本家の力量次第で作品の出来が左右されると痛感しているので、脚本家が誰かが期待度の重要な要素となりました。
この作品の脚本は古家和尚。作品によって出来のバラつきはありますが、実績十分の人です。
向井理と綾野剛がいかにハードな役を演じるかが注目ではあるのですが、2人をいかにうまく生かすかは脚本次第ですからね。
3位
TBS 金曜22時
観月ありさ主演
「夜のせんせい」
☆☆☆☆☆☆☆★
こちらの脚本家は「医龍」シリーズを書いてきた林宏司。同じクールで「医龍」があるのにこちらをやるところに意気込みを感じます。
「医龍」以外にも「救命病棟24時」第2シリーズや「コードブルー」などの医療ドラマを得意とし、
「離婚弁護士」「BOSS」で天海祐希の魅力を引き出した林が、初めての学園ドラマで観月ありさの良さをいかに引き出してみせるかが大いに楽しみ。
とにかく山本耕史、笹野高史、蓮佛美沙子、大倉孝二、堀内敬子、田中圭、高橋一生と定時制の生徒たちのキャスティングがクセ者ぞろいで、彼らを林がどう扱うかも楽しみ。原作のないオリジナルですからね。
2位
テレビ朝日 木曜21時
天海祐希主演
「緊急取調室」
☆☆☆☆☆☆☆☆
私めが好きではない刑事ドラマなのに2位なのは、1つには舞台を取調室に特化した刑事ドラマであること。
同じ天海祐希主演の「BOSS」で取調室のシーンは犯人との心理戦がスリリングで面白かったですからね。
そうなると脚本が重要ですが、こちらは実績十分のベテラン井上由美子。期待はできます。
更に天海祐希を取り巻く男優陣も同じ事務所でバーター丸出しの速水もこみち以外は、小日向文世、大杉漣、でんでん、田中哲司、鈴木浩介、篠井英介、草刈正雄と、よく揃えたなと感心するクセ者ぞろい。地味ながら充実してます。
そして、冬ドラマ期待度1位は…
フジテレビ 水曜22時
三浦春馬主演
「僕のいた時間」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
主人公が難病になる…というパターンのドラマは本来好きではないんです。
しかし、それでも期待度1位にしたのは何といっても脚本が草なぎ剛主演の「僕」3部作や「フリーター、家を買う。」を書いた橋部敦子であるから。
主人公をただかわいそうとお涙ちょうだいにはしないでくれると信頼できるからです。
それまで人生を甘く考えていた大学生が生きるということと向き合うさまを、淡々としかも深く描いてくれるものと思います。
難役に三浦春馬もしっかりこたえて演じるでしょう。視聴率的にはわかりませんが作品の内容的には最も期待できそうです。
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