檀れいがどんなキャラ作りをしたのか、コロンボや古畑任三郎と比べるのも何ですが…
ん？？普通じゃん…
と拍子抜けしてしまいました。
フジテレビ 火曜21時
「福家警部補の挨拶」第1話
主演…檀れい
脚本…正岡謙一郎
演出…佐藤祐市
推測するに演出スタッフはもっと変わり者っぽい演技をさせたかったのに、檀れいが首をタテに振らず、微妙にメガネをいじる程度のキャラ作りしかできなかったのではないでしょうか？
そんな勘ぐりをしたくなるほど、福家警部補のキャラが普通で面白みに欠け、それがこのドラマ最大のネックです。
細かいことを疑問に思ったり、しつこくつきつめたり…ってそりゃそうでしょうなんですよね。
至ってマジメに役にアプローチしてるんでしょうから否定しづらいんですが、
口うるさい上司（稲垣吾郎)や、イヤイヤながらつい言われた通り協力してしまう鑑識係(柄本時生）とのからみも、福家のキャラ次第でもっと面白くなりそうなのに、
なんか普通なんですよね。
これでは稲垣吾郎が演じている意味がないです。
そのへんをドラマ独自でふくらませる
だけの力量が脚本家に無いからとも言えますがね。
完全犯罪を自負する犯人を追い詰めるスリリングさ、
コロンボや古畑任三郎ファンの私めとしては、つい要求が高くなってしまいます。
今回の評価は…
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