このドラマの楽しみ方が初回より更に明確になった感じの第2話でした。
フジテレビ 月曜21時
「失恋ショコラティエ」第2話
主演…松本潤
脚本…安達奈緒子
演出…松山博昭
オジサンの私めとしてはマツジュンにうっとり…とかするわけではないので…
おのずと女優さんたちに目がいくわけですが…
まずこのドラマで楽しめるのは対照的な性格の紗絵子(石原さとみ)と薫子(水川あさみ)の主人公爽太(松本潤)の関わりよう。
小悪魔的なキャラの紗絵子は爽太を好きというより、爽太の作るチョコが好きで足繁く通ってきますが、
爽太がつれない態度に出ると、気を持たせようとわざと傘を忘れたり、ライバル店を誉めたり…
ただの天然キャラではないしたたかさや執着心をちらつかせ、細かい表情の変化で石原さとみが巧みにそのあたりを演じています。
特に忘れた傘を薫子が持って追いかけてきた時に見せた一瞬の表情は絶妙でした。
一方、今回は紗絵子よりむしろ薫子が大活躍で、その気になって舞い上がったり、そうじゃないと分かって強がったり…爽太への健気さを水川あさみがこちらも説得力のある演技で見せていて…
水川あさみにかつてない好感度を抱いています…(笑)
ライバル店のパーティーに行って、1人寂しく先に帰るときに店員(加藤シゲアキ)から優しい言葉をかけられ、
それが心に響いてしまうあたりも、
女性脚本家らしい繊細な描き方だな、と感心しました。
紗絵子を自分の方へ向かせようとワルい男をめざす爽太の、紗絵子との駆け引きは今後の見どころになっていくんでしょうね。
ワルい爽太になる時の変わりようを、もう少しエッジをきかせて松本潤が演じてくれるといいんですが…
まぁそれは追々ということで…。
あと、オリヴィエ(溝端淳平)が好きになるらしい爽太の妹まつり(有村架純)が友達の彼氏と内緒で付き合っているというダークな一面をいきなり見せてましたが…
演じているのが有村架純だけに今後が気になります。
今回の評価は…
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