おいしいところを持っていかれる古橋…「S-最後の警官」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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先週に続いてのバスジャック解決編。

元妻と息子が人質にとられた古橋(池内博之)は

犯人(若葉竜也)との交渉にあたることになりますが…






TBS 日曜21時

「S-最後の警官」第7話



主演…向井理

脚本…古家和尚

演出…平野俊一





結局、おいしいところを持ってかれたな…というのが

今回の印象。

クライマックスの神御蔵(向井理)と蘇我(綾部剛)の連携プレーの方が

ド派手で(まさに劇画チックでしたが…)大人の事情とはいえ、

古橋を演じる池内博之は気の毒でした。





交渉に失敗した古橋は正直いいところ無しでしたからね。

なぜか人質の中に古橋の息子がいると犯人にバレて

息子は解放してもらえず、





バスが出て行き、走りながらそれを古橋が追う愁嘆場が

イチバンの見せ場でした。






しかし、ここも子役の山田日向くんが

涙を誘う良い演技を見せ、せっかくの場面も子役に食われた

状態になりました。






この史郎という古橋の息子がスゴイ子どもで

ちょっと見た犯人の持つ写真から犯人がめざす目的地を特定したり、

そのメモを丸めてトイレの排気口から外に出したり、






将来いい警察官になるよ…と思ってしまいました。

今回は古橋親子と犯人の親子の二組の父と息子の話に

しぼって良かったのに、そこに神御蔵を無理にからめるため、

棟方会長(本田博太郎)やゆづる(吹石一恵)もからめたので、






冗長になってしまったのは残念でした。

今回とか良かったと素直に言いたい回ではあったんですが…






今回の評価は…3