頼もしくなった響…「Dr.DMAT」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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東京に大地震が起きたら…というパニック状態。
映像で見せるのはさぞ大変だろうと思っていたら…





(録画チェックが追いつかず、遅れていたので2話分まとめての記事になります)



TBS 木曜21時
「Dr.DMAT」第10話 最終回


主演…大倉忠義
脚本…穴吹一朗、吉澤智子
演出…松田礼人(♯10)、倉貫健二郎(最終回)





西多摩を震源とする地震が発生。都心の震度は6弱。





6弱というのが微妙なところでどこもかしこも壊滅的というほどではなく、





崩落事故とか所々で起きたりという感じ。
まぁ、制作予算的にもそんなに派手にはできませんからね。






とはいえ、次々に運び込まれる被災者を響(大倉忠義)は協力してくれる他の医師たちにも指示をテキパキと出し、トリアージをしていき、






成長のあとをうかがわせ、それなりに見ごたえありました。







次々に苦難が…というほどではなかった第10話でしたが、吉岡(加藤あい)のいる西多摩地区でラストに土砂崩れが起き、吉岡が巻き込まれて最終回へ。






吉岡をなんとか救い出したかった響でしたが、助かる見込みはなく、






要救助者が他にもまだまだいるために、私情を捨て、断腸の思いで吉岡の赤のタグを破り、その場を去るのでした。






この響と吉岡の別れのシーンはお涙ちょうだいのベタベタしたシーンにならず、心打たれました。







救助作業をあきらめかける人々にまだ諦めないよう促す響の力強い言葉も、







大倉忠義自身の演技の成長ぶりを示す、頼もしさでした。







第10話の評価は…3
最終回の評価は…4






総評は連続ドラマでやるには予算的にも大変な題材でしたね。
「海猿」のように映画の方がスケールが出て良かったかも…






もっと緊迫感のある医療ドラマを期待したのに、序盤は主人公が妹のことでウジウジしてばかりで…







テンポも悪く、重苦しいだけのドラマになってしまったのが残念でした。






もっと早くに主人公を成長させ、その上での苦悩を描いたら良かったのに…と思います。












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