幽霊の扱いの難しさ…「BORDER」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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原作のないオリジナル作品である本作にとって、原案・脚本の金城一紀の一番の頭の悩ませどころは、





主人公の石川(小栗旬)が死者の霊が見え、対話できてしまうという設定を、どう刑事ドラマの枠組みの中に組み込むか?ということ。
今回も工夫のあとがうかがえました。






テレビ朝日 木曜21時
「BORDER」第4話


主演…小栗旬
脚本…金城一紀
演出…波多野貴文




殺された人間が、私は誰々に殺されました…とそのまんま教えてしまったら面白くないわけで…






今回の場合は、殺されるのは無差別に狙われるホームレス。当然犯人が誰かは分からず殺されてるわけです。






しかも、犯人の目的は警察への怨恨を晴らすことで、






最初の被害者の遺体の下には爆弾が仕掛けられていて、






離れた場所に現れた霊が「オレはおとりだ…」というヒントに石川が気づき、






間一髪、危ない!と叫んだので検視していた比嘉(波瑠)は一命をとりとめます。






次に殺されたホームレスは犯人の手にヤケドのあとがあったと教えてくれたり…と、







被害者の幽霊がヒントをくれるパターンでした。なるほどな~でした。






石川を取り巻く人物たちもキャラがしっかり固まってきていて、見やすいドラマになってきています。






コワモテの遠藤憲一
ガサツな青木崇高
クールな波瑠
オタク臭プンプンの野間口徹、浜野謙太コンビ





皆、ハマってます。





今回の評価は…4








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