100万円のワインってどんな味がするんだろう?
そんなことが気になりつつも、ささやかながらもなけなしの金で学生たちが開いてくれた誕生パーティーに、グッとくる三田村(沢村一樹)の殊勝さと、
今回の経験を糧に、アニバーサリーグッズのメーカーを買収する抜け目なさもラストに見せ、単なる人情もので終わらせない…このドラマのひねりのきいたしたたかさを感じました。
フジテレビ 火曜22時
「ブラック・プレジデント」第6話
主演…沢村一樹
脚本…尾崎将也
演出…白木啓一郎
今回はカネを稼ぐことの三田村の持論がまず面白かったですね。
金鉱があったらシャベルで金を掘るのではなく、シャベルを売る人になる…
夢を追うより確実に儲かることをする…
そんな三田村とマンションの更新料のためキャバクラで働く百合(門脇麦)とのエピソードもなかなか面白いものでした。
良かれと思ってしたことが拒絶されてしまう…
この百合役の門脇麦はちょっと注目していただきたい若手女優です。
不思議な雰囲気を醸し出し、芯の強さを感じさせます。
「あの人はなんていうか1人ぼっちなんだよ」という百合のセリフが印象的でした。
杏子(黒木メイサ)、真理(国仲涼子)、美紀(壇蜜)の3人が三田村のことを語り合うところも不思議な組み合わせでちょっと面白かったです。
三田村の孤独感をにじませる沢村一樹の含みのある演技も見事でした。
今回の評価は…
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