このドラマ、
野球部の方は相変わらず過去の暴力ざたで不当な仕打ちにあう沖原(工藤阿須加)ガンバレ!で見やすいんですが、
会社の方は、いくら細川(唐沢寿明)が青島つぶしのため画策する坂東(立川談春)の、更に上を行ってこらしめたところで、
どうも感動には結びつかないんです。
なぜなんでしょう?
TBS 日曜21時
「ルーズヴェルト・ゲーム」第6話
主演…唐沢寿明
脚本…八津弘幸、西井史子
演出…棚澤孝義
会社の方は、いつも役員会でガンコそうな神山技術開発部長(山本亨)がフィーチャーされました。
最近話題の技術の流出問題がテーマで、青島から引きぬかれた開発部社員が、青島の作る独自のスペックをイツワ電器に教え、
それで東洋カメラからの受注に対処し、青島つぶしに荷担しそうになるが、
目には目をで、逆にイツワ電器の技術開発部長を取り込んで、坂東をやりこめます。
ただ、無理に逆転の展開に持って行こうとする強引さは否めず、
しかも、細川を陥れる坂東と、その手先となりかなり悪いことをしている秘書(平井理央)のコンビが、
どうも役者としての器が小さく安っぽいために、やりこめるカタルシスが減ってしまうのです。
香川照之や山崎努が出ていないと、どうにも引き締まらなくなってしまいますね。
それと、笹井専務(江口洋介)の相変わらずの中途半端な立ち位置。
細川に敵対するならするで、もっと何か強烈なことをして欲しいし、
このへんに原作を変えているしわ寄せが来ているようです。
原作ではもっと年配の古株社員。橋爪功がやるような設定ですからね。
どうもイマイチ盛り上がらない回でした。
今回の評価は…
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