今クールは「ＨＥＲＯ」「ＧＴＯ」「匿名探偵」「金田一少年の事件簿」と
続編のドラマが多いのですが、このドラマもその１つです。
10日スタート
テレビ朝日 木曜19時58分
「信長のシェフ」
主演…玉森裕太
脚本…深沢正樹
演出…田村直己、猪原達三、兼崎涼介
昨年の冬クールに金曜23時15分枠で放送され
平均10.8%という好成績をおさめた時代劇。
枠を移動して刑事ドラマのシリーズもの主体の木曜20時枠で
放送することにしたのは、テレビ朝日のある種実験でしょうね。
確かに時代劇ファンの高齢層がいる時間帯ですが、
主演の玉森ファンの若い層は逆にいない時間帯でもあり、
どういう結果になるか気になるところです。
玉森演じるケンはフレンチのシェフでタイムスリップして
戦国時代に行ってしまいます。
そこで信長と知り合い、料理人として召抱えられ、
歴史上の人物と関わり、出来事にも巻き込まれるという話。
東映とテレビ朝日の共同制作のため、時代劇としてのクオリティは
低予算ながらしっかりしていて、そこが人気を呼んだ理由でもあります。
主演の玉森は前作では放送回数を重ねるのにしたがって
成長も見られ、時代劇の中の人物らしくなっていきました。
経験を深めた今回は更に成長が見られるかもしれません。
及川光博の信長は意外と適役で、稲垣吾郎の光秀も腹に一物ありげで
良いのですが、ゴリの秀吉やカンニング竹山の家康はなぜ彼らなのか？と
疑問のキャストでした。
今回は新たに武田信玄役で高嶋政伸。その息子勝頼で賀来賢人。
信長の妻濃姫で斉藤由貴…らが出演。
織田と武田の戦いが中心のシリーズになりそうです。
そんな中でケンがどんな料理を作るのか楽しみにしたいと思います。
今回の視聴率は…９～１０％くらいでしょうか？