瑛太が加わったことで…「若者たち2014」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回は瑛太演じる次男の暁が存在感を示したこと、


演出が大ベテラン70歳の杉田成道(「北の国から」)から

ベテラン51歳の中江功(「Dr.コトー診療所」)に変わったこと、


その2つで初回とは違う面が出てきて、これなら見続けられると思えるものに

なっていました。




フジテレビ 水曜22時

「若者たち2014」第2話


主演…妻夫木聡

脚本…武藤将吾

演出…中江功




相変わらずうるさい部分もかなりあって、今どきこんな喧嘩をする兄弟なんている?

というところはありはしましたが、





まず演出が変わったせいか、古臭さが薄まった気がしました。

変に芝居がかった感じが減り、ナチュラルな部分が増えて、

兄弟それぞれのキャラクターに現実味が増した気がします。





とりわけ次男役の瑛太が加わり、彼が力んだだけでない力の抜けた演技を見せたことで、

まわりもそれに応じて、力みが減った部分もあります。





妻夫木も自分で何とかしなきゃ…という気負いがいくらか取れたようで、

抑えた演技のところでは、やはり上手いなぁと感心させてくれました。




静と動と両方演じられるという意味で

妻夫木にしろ、瑛太も、満島ひかりも、柄本佑も、長澤まさみも、蒼井優も

皆ちゃんとできる人たちなので、そのバランスをしっかり演出や脚本側が

コントロールしてくれれば、このドラマ良くなっていくと思うのです。





脚本の武藤もさすがに今回のセリフの中には「…昭和か?」って表現も出てくるほどで、

きっと本人も古臭いのを良しとはしていないんだろうな…と推測されます。





制約なく脚本家にのびのびと書かせていたら、こんなことにはならなかったでしょう。

せっかく今回のクライマックスのビデオカメラのシーンなどは感動的にもなっていたのに

視聴率が激減したのは惜しいことです。





録画でもよいので、もう少し我慢して視聴を続けられることをおすすめします。




しかし、暁は昌枝さん(根岸季衣)からの3000万を何に使ったんでしょうか?

10年前の暁が旭(妻夫木聡)を許せないことって何なのでしょうか?

気になります。




あともう一人、このドラマには「最高の離婚」や「それでも、生きて行く」を演出した

並木道子が演出として名を連ねているのですが、彼女が演出するとどうなるのか?




それも楽しみです。





今回の評価は…良くはなってきてますが、まだ3