たださえ見続けるのはシンドいドラマなんですから、
思わせぶりな終わり方をして、次の回見てみたら「な~んだ…」って
がっかりさせるようなことはしない方が良いのでは…と今回思いました。
TBS 金曜22時
「家族狩り」第4話
主演…松雪泰子
脚本…大石静
演出…山本剛義
前回のラストで、ヤンキーたちを注意したら
逆に襲い掛かられ、巣藤(伊藤淳史)は火をつけられてしまうのか?
そして、馬見原(遠藤憲一)が家に帰ったら、浴室で妻(秋山菜津子)の手首から血が…・?
…って、えらいことになりそうな終わり方をしたのに、
巣藤はあっさり助けられたものの、記憶喪失に…。
って言ってもさほど重症ではなく、一過性のものだったのですが。
一方、ひどいのは馬見原の妻の方で、
赤いバラの花びらをいっぱい浮かべた風呂に入ってるだけ…って。
何じゃそれ?でした。
こういう視聴者騙しは良くないですね。
がっかりしました。
それと巣藤を悩ませた「絶対産むから…」の美歩(山口紗弥加)の妊娠も、
ウソだったって今回判明しましたが、巣藤もそれを気づいていて、前回冷たい態度に出たようで…
こんな女と別れた方がいいのに…としか思えず、
何かそちらもがっかり…
アル中でDVオヤジの駒田は氷崎(松雪泰子)を訴えると言い出し、
駒田に謝ろうとしないからと上司は氷崎の契約を解除しようとする…
何かそちらもなんだかな~な展開で、
このドラマ、面白みが薄れていってしまっている気がします。
だいたい一家心中を装った連続殺人のその後はどうなったんでしょうか?
氷崎がさも怪しいみたいになってましたが、
それなのに、美歩が投げ出した引きこもり少年実森くんや、
セレブの娘亜衣(中村ゆりか)は家で暴れまくって…
何か話がとっちらかってるようで、
どうにも収拾がついていません。カオスの状態のドラマです。
今回の評価は…