蒼井優28歳、満島ひかり28歳、長澤まさみ27歳。
年齢の近いこの3人の演技を見比べる楽しさがこのドラマにはあります。
今回は特に妊娠している梓(蒼井優)と、小児科で看護士として働くひかり(満島ひかり)の
演技に引き込まれる回でした。
フジテレビ 水曜22時
「若者たち2014」第5話
主演…妻夫木聡
脚本…武藤将吾
演出…中江功
私めは子どもをついに作らなかったので、
どうも今回のような「子どもを産むってこと、育てるってこと」みたいなものを
真正面からド~んとやられると、
私めなどにはとてもわからないことなんです…と尻込みしてしまうんですね。
なので、旭(妻夫木聡)と梓にも、ひかりが担当している赤ちゃんの両親にも
共感も反感もちゃんと持てないんです。
ただ受け止めて見るだけ。
赤ちゃんを焼却炉に入れようとする母親を泣きながら諌める
満島ひかりの演技とかすごいと思うけど…
泣けはしないんですね…どうも。
この赤ちゃんのエピソード、いつまでひっぱるんだろう…
あの父親の言いざま、聞いていて気分悪くなるんですよね。
新城(吉岡秀隆)と梓が不倫関係になければ、もっと感情移入して見られるかも
しれないけど、仕事が大変だから不倫していてもいいってことにはなりませんからね。
あの唐突な旭の仕事の決まり方も、せっかく蒼井優のいい演技見た後なのに、
萎えるような展開だったし…
どうも気分の乗らない回になってしまいました。
そういうときに限って枠を拡大していて長いこと、長いこと。
結局、暁(瑛太)に押し倒されても堂々としている多香子(長澤まさみ)の
男前っぷりに惚れ惚れしたり…
旦(野村周平)に告白され、ホントは好きな陽(柄本佑)が後押しするので、
交際をOKしてしまう香澄(橋本愛)の目の演技に、切なさを感じ、見入ってしまったり…
本筋以外の方を楽しんだ私めではありました。
今回の評価は…