ぐっさんへのエール…「あすなろ三三七拍子」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回からの続きで今回は泣けるぞ!と覚悟してましたが、いや~泣けました。





このドラマ、リタイアせず見てきてホントに良かった!と思わせてくれる回でした。
これを見る人が少ないのは、ホント残念でなりません。






今見ていない読者の方はもしDVDが出たら初回から見ていただきたい。

この回だけ見てもダメですからね。






フジテレビ 火曜21時
「あすなろ三三七拍子」第5話


主演…柳葉敏郎
脚本…ふじきみつ彦
演出…土方政人




スタンドで応援している応援団の声は、グランドの選手に届いているのか?

現役だった頃、齊藤(反町隆史)も山下(ほんこん)もエースのぐっさん、こと

健太(大内田悠平)の父・野口(三浦誠己)を懸命に応援しながら自信がなかった…







しかし、そんなことはなかったんです…

見舞うのを遠慮していた2人が危篤と聞いて初めて病室を訪れた時、

健太から意識を戻した時に野口が語ったことを2人に伝えます。





ここから、恥ずかしながら私め、泣きっぱなしでした…。




応援団に入ったという健太に、お前は心から人を応援できる人間になれ…と言い、

俺はそんなやつを2人知っていると齊藤、山下の名前をあげたのです。




試合中、ピンチで心が折れそうな時に

顔をあげると懸命に太鼓を叩く山下と、

どんなに風が吹こうと校旗をぐらつかず掲げ持っている齊藤の姿が見えて、

俺も頑張らなければ…と立ち直ることができた…と言うんです。





齊藤や山下のスタンドからの応援は、マウンドのぐっさんに届いていたんですね…

粘り強いぐっさんのピッチングは2人の応援あればこそだったんです。






それを聞けた2人は、俺たちはスタンドに行かなければ…病室を出て行き、

雨の降る中、病院の中庭から病室に向かい無言のエールをふり始めます。

齊藤は昔のままの校旗を掲げて…






この無言のエールが涙のピーク。

まさか声を出さずの応援だったとは…





亡くなることはわかっていても…

負け試合でも最後まで応援し続けたように…





健太がボールを握らせてあげて…

野口は静かに息を引き取ります。





藤巻(柳葉敏郎)、保坂(風間俊介)、松下(剛力彩芽)も加わって

続けていたエールに向かい、






健太は病室の窓をあけ、

「押~忍!」と一言。それが亡くなったという合図。ゲームセット。





応援する5人はエールをやめます。

応援とは「祈り」に近いという言葉が、じ~んと心に響きました。





今回の評価は…このドラマを応援したい私めの思いも込めて…5















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