広末涼子の胡散臭さがいい!…「聖女」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

スタートする前からちょっと期待していた作品なんですが、

期待通り面白くなりそうです。





NHK 火曜22時

「聖女」第1話



主演…広末涼子

脚本…大森美香

演出…日比野朗





私めは特に広末涼子のファンではないんですが、

このドラマは広末の良さをうまく引き出しています。





かつてはピュアそのものみたいなキャラで売った広末でしたが、

いろいろと人生経験も重ね、綺麗ごとだけではすまない…部分も身につけたわけです。





亡きつかこうへいに舞台でしごかれたあたりから、

演技にいい意味でしたたかさが加わり、

女優として一皮むけて面白い存在になってきました。






いつか悪女を演じて欲しいと思っていましたが、

今回ようやくそれが実現したわけです。





広末演じるヒロイン肘井基子は何人も男を殺し、

このままでは死刑になるだろうという悪女の役。





そして、その弁護をすることになる弁護士の中村(永山絢斗)は

かつて高校生の時に家庭教師に来た基子を好きになり、

一度だけ関係を持った仲。





基子はそれっきり姿を消し、9年ぶりの再会になったのです。

…という展開。






前半の過去のいきさつはタラタラして冗漫ではありましたが、

被告と弁護士としての再会になって俄然興味がわきました。






家庭教師の間もどこか胡散臭さを漂わせているあたりに

広末の成長を感じはしましたが…





兄の瑛太とはまた違った個性の役者として

最近進境著しい永山絢斗がどう振り回されるかも興味のあるところです。






今回の評価は…4