今回は「友情」をテーマにした回で、実家に帰ることになった山下(ほんこん)と
齊藤(反町隆史)の別れが描かれたのですが…
残念ながら余計なことに時間を割いたりして、
じっくりしぼりこむことができず、もっと泣けるかなと期待した私めは
肩透かしにあった気分でした。
フジテレビ 火曜21時
「あすなろ三三七拍子」第8話
主演…柳葉敏郎
脚本…ふじきみつ彦、吉田紀子
演出…植田泰史
齊藤の担当する作家のイベントに、考えが対立する原(森口搖子)が現れ、
言い合いになって講演会のスタートが遅れて客が怒り出す…というエピソードが
グダグダと描かれたのが最大のネックでした。
山下がやってきて土下座して詫びる齊藤を弁護するという…
山下の見せ場を作るにしては、どうもエピソードに無理があってシラケてしまいました。
やはり最後の別れを盛り上げるには、そこまでの積み重ねが大事なので、
そのへんがこの脚本家は上手くないな~と思わずにはいられませんでした。
バスに乗った山下に藤巻(柳葉敏郎)はじめ後輩たちが、沿道でエールをふる…
というのも、またこの展開?とさほど感動しませんでしたし…
東京駅での齊藤との別れもいい感じでしたが、
ぐっさんの時ほどではありませんでした。
「死ぬまでツレじゃ」「アホ、死んでもじゃ」ってセリフはグッときましたが、
山下だったら、簡単に東京にちょくちょく来そうだな…とも思ってしまいましたしね…笑
今回の評価は…