平均点を取りに行った感じ…「おやじの背中」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いろんな要素を盛り込むだけ盛り込んで、

万事めでたしめでたしでまとめた感じの作品でした。





特に批判するところもなければ

特に感動するところもなかった…手堅い仕上がりでした。







TBS 日曜21時

「おやじの背中」第9回(9/7放送分)


「父さん、母になる!?」


主演…内野聖陽

脚本…井上由美子

演出…清弘誠





脚本の井上由美子は現在放送中の「昼顔」を1人で全話書いているのに、

よくこの仕事を引き受けたな…実は感心していたんですが…






引き受けた以上はちゃんとしたもの書いたでしょう?的な

課題を優等生がクリアした感たっぷりな作品ではありました。







大手ゼネコンに勤める父親・勝(内野聖陽)が突然会社を辞めてしまい

戸惑う妻・絵美(夏川結衣)と息子・達也(神木隆之介)。





絵美は一旦辞退した職場での昇格を再度引き受けることになり、

就活がうまくいってない達也は父親のコネに頼ることができなくんります。






これまで仕事人間で家事にも子育ても全くかえりみなかった勝が

絵美に代わり、主婦業を始める…というお話。






そんな変化によって、家族がそれぞれに対する認識を新たにしていく…

という仕組みなわけで、





内野、夏川、神木、次男役の高木星来(「全開ガール」で錦戸亮の息子役で評判になった名子役)

に至るまで、みなしっかりと脚本の意図通りの演技をし、演出も大ベテランの清弘誠で、

日曜劇場らしい手堅い演出。






特に文句のつけようのない仕上がりになっていました。

でもな~、もうちょっと何か欲しい気はしたんですよね…。

欲を言えば…。






しかし、神木隆之介は名子役からうまく脱却して、

大人としてのいい役者に成長しましたね。





現在上映中の「るろうに剣心」でも悪の一味の剣豪を好演しています。

濱田岳といい、池松壮亮といい、最近は子役からうまくシフトチェンジしていくケースが

多くなってますね。






今回の評価は…3