いや～面白かった！
今クールの連ドラの最終回の中では、ピカイチじゃなかったですか？
フジテレビ 木曜22時
「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」最終話
主演…上戸彩
脚本…井上由美子
演出…西谷弘
紗和(上戸彩)の夫俊介(鈴木浩介)も、北野の妻乃里子(伊藤歩）も、
別れる気はさらさら無し。
袋小路にはまった逃避先での北野と紗和。
切ない時間に浸っていると…
やおら、車が２台、夜中にやってきて、俊介と姑の慶子（高畑淳子）、乃里子とその父が
乱入。
名前を呼び合う２人を無理やり引き裂き連行していくのでした。
この急展開には驚きました。
そこまでやるかと…。
現実にはなさそうですが、ドラマですからね、このぐらいエグくやらないと
面白くはないですよ。
柱にしがみつく紗和の手をもぐように離す乃里子の冷ややかな表情の怖いこと、怖いこと。
…でもって、両家に弁護士も入れての話し合いの場が持たれます。
乃里子は引っ越すし、北野の仕事も辞めさせる…、
紗和に２度と会わないでと…
何も仕事まで辞めさせなくても…とも思いましたけどね。徹底してます。
そんな乃里子の徹底ぶりに、北野はわざと紗和に嫌われようと
紗和とのことは遊びだったと突き放すように言うのです。
その気持ちを察して紗和も邪険な態度に…。
まぁ、結論から言えば、俊介と紗和は離婚。北野夫妻は愛はなくても継続。
利佳子（吉瀬美智子）は元のままに。とばっちりで商売道具の手を怪我された加藤（北村一輝）が
一番気の毒だったかも…。
利佳子にみんなが振り回され、ダメにされたって感じはありましたね。
ラストの紗和の意味深なナレーション。
また誰かと不倫をするのか？北野を奪いに行くのか？
続編ありげな終わり方でしたね。
何やかやと楽しませてもらった不倫ドラマでした。
今回の評価は…
上戸彩は思ったほど大胆さは見せませんでしたが、
陰な部分のある役はやはり彼女に合ってますね。