結局、きれいごとか…「聖女」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回の前はあんなに盛り上げてくれたのに、終わってみたらこれか~という、よくある残念な最終回でした。






NHK 火曜22時
「聖女」最終回



主演…広末涼子
脚本…大森美香
演出…日比野朗





予告でちらっと映った血まみれの包丁は、千倉の妻(中田喜子)が基子を刺したものでした。





千倉は死んだのに、基子を裁判で死刑にするのは不可能と知り逆上してのものでした。





千倉を屋上から突き落としたのも、この妻だったらしいのですが…。






晴樹(永山絢斗)に邪険に捨てられた基子が、今回はどんな狂気に走り、奇行に走るのかに期待していたのに…







ドキっとしたのはウェディングドレスを試着する泉美(蓮佛美沙子)の前にいきなり現れた時ぐらい。





それより改めて基子がいかに哀れな人生を生きてきて、愛されてお金を貰うようになったかが、丁寧に蒸し返されました。





結局事件1つ1つの真相はどうだったかは、大胆にはしょられ、控訴審もあっさり無罪に…。





最終的には基子は晴樹と泉美の前で海に沈んでいきました。






あれ?助けないんだ…死なせてあげたの?
きれいごとっぽいけど、不可解なラストでしたね。





そう言えば晴樹の兄(青柳翔)は改心せず、あのまんまなんでしょうね。
大したことなかったですね、あの兄貴も。






今回の評価は…3







終わり良ければ…で、このドラマの評価は変わったでしょう。
結果、凡作に終わってしまいました。







ただ、ヒロイン役の広末涼子は、これが夏クールの作品なら、最優秀主演女優賞に選んだくらいの演技でした。






聖か俗か、曖昧としたただずまい、謎めいた笑顔。
一段と大人の役者に成長したことがよくわかりました。





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